column

はじめに

私が高校3年生の時、ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』という小説を読みました。その作中に「AIとなって甦った人が、事件を解決するために人間にアドバイスする」というシーンがあり、まるで彫刻のように、人間の思考を再現するという点に衝撃を受け、AIの道に進むことにしました。
私は特に人を助け、人の役に立つAIをつくりたいという思いが強く、自ら会社を立ち上げ、企業と連携してAI開発を行い、現在は大学で造形学の観点から、学生たちとともにAIのもつ可能性を追求しています。